その他の施術

吸玉療法

cupping03吸玉は缶の中を陰圧にすることで、からだの中の血のめぐりをよくする施術です。
缶の素材は陶器、竹もありますが、ガラスとプラスチックが主流です。
プラスチックは落としても割れないので使う場面も多くなってきています。
火を用いた火缶はガラス、ポップ式吸引の時はプラスチックをよく使います。

綿花にアルコールを濡らし、火をつけてガラスの中に入れると
火が燃えるためには酸素が必要なので、ガラスの中に酸素がなくなり
陰圧が発生することを利用するのが火缶(かかん)です。

プラスチックカップはポップから空気を吸い取るための形状になっています。
そのため、ツボ、反応点の上にカップを置き、ポンプで空気を吸うことで
カップの中を陰圧にします。

はり、きゅう同様、吸玉療法も歴史が長く、効果が高いです。
微細な血管を刺激することで、血液循環を高めます。
だるさ、冷え、コリなど気、血が滞っている個所に
施術を行い、症状を軽減していきます。

※注意

cupping06施術前にもう一度ご説明致しますが、
はり、きゅう同様、からだに軽い傷をつけることで機能低下している個所に新陳代謝を促し、
冷え、コリなどの症状を改善していく施術です。
施術が終わった後、施術個所が赤くなることはそのためであることをご承知ください。
おおよそ1週間~10日ほどで消えますが、冷えのある方は血液循環が悪いため
もう少しかかる場合があります。
繰り返し行うことで、だんだんからだが温まり、おなかの調子や眠りなど
病院では取り扱わない各症状が軽減されます。
からだが温まると不定愁訴が消えていくのです。

効果・改善には個人差があります。

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