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女性の35歳は7の倍数でいう5番目にあたる

7月上旬です。今年も半分を過ぎたところで七夕があったり、夏休みがあったり、盆踊りや花火などが楽しめたりとイベントが多い時期です。最近はゲリラ豪雨が特にテレビに放送される回数が多かったように感じました。少し涼しい日が続いているとはいえ、夏ですので水分はこまめに補給しましょうね。
以前、婦人科のお医者さんが行っている不妊治療について、いろいろ話をお聞きする機会がありました。自然妊娠とそうでない人工授精、体外受精の説明から、年齢に伴う妊娠・出産率を表やグラフなどで示して頂きました。複数の先生の共通点としては、女性は35歳がひとつの分岐点になっているということでした。20代から30代前半まではほぼ横ばいで徐々に下がりますが、35歳から40歳の間は滑り台のような曲線を描いて妊孕(にんよう)力が落ちていました。4626290179_44d0762996_mテレビのCMで女性は7の倍数、男性は8の倍数で体の変調が現れるというのを見たことがあると思います。35歳は7の倍数でいうと5番目にあたり、衰えが現れ始める時期です。それを考えると東洋医学で昔から言われたことが現代になって数値化され、証明されたことになりますね。西洋医学の不妊治療としては、タイミングを合わせた自然妊娠から加齢に伴って人工授精と体外受精の併用へと治療が変わっていくケースが多いようです。中には自然妊娠にこだわる方もいらっしゃれば、最新の療法を受診される方もいらっしゃると私は思います。まずはご本人様の意思をよくお聞きした上で、体調を良くして妊娠につながるようにすることを不妊治療の根幹とします。治療を行っている期間、ペース、生活や仕事、ストレスなどいろんな要素が絡み合うものです。また女性だけでなく男性側に原因がある場合もありますし、病院では身体は問題ないと診断され、違う治療を受けてみるように言われる場合もあります。原因がはっきりしない場合はまだ検査にひっかかる数値として現れないケースもあれば、精神的な問題を潜んでいる場合もありますので総合的な問診と診断が必要ですね。鍼灸は西洋医学と違った考え方を持つ治療法ですので、もし病院で問題ないと診断された場合は、考え方を変えて鍼灸治療を受けてみることで新たな可能性を広げることができるし、その可能性が次の発展を生み出すと思っております。それから治療の結果としてうまくいく場合もあればそうでない場合も実際あるわけです。知人の紹介や信頼における治療院などがオーソドックスだと思いますが、なにより治療してくれる人との相性とその治療に納得いくかどうかがひとつのポイントではないでしょうか。

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