雑談から入ります。
「角萬」というそば屋がありましてちょくちょくいっていました。
私は麦とろごはん、味噌汁、お新香の3点セットが好きでシメによく食べていたのを覚えています。特に夏はいいですね。
そば屋だけれど、お酒のつまみになるつくね、卵焼き、常連になると場合によってはメニューにないものを作ってくれたりもしました。
おいしいお店です。
さて、少し話が変わりますが、
この頃は治療をする上で基礎が大事だということを改めて感じて、いくつかの本を買いました。
中医学と問診の本ですが、読んでいくと「そうだ。そうだった!」とか「ほお、そういう見方をするのか」とか。。。
気づきもそうですし、練習もそうですが、
繰り返している内に少しずつ自分の中に浸透していく、自分のものになっていくという。
そこまでは分かるのですが、いざやろうと思うとなかなかできないものですね。
「継続は力なり」。
短いですが、恐れ入る言葉です
私たちは毎日、たくさんの情報をTVやスマホなどの媒体から得ています。
情報が多すぎて何から始めたらよいか分からない場合があります。
不安だからこれも、あれもしてしまいます。でも、結局はどれも。。。
エネルギーが分散されると推し進める、継続してやっていける力も散ってしまいます。
器用で不器用。
どういう状態でいたいか、どうなりたいかをよく考え、
的を絞り、時間とエネルギーを注ぐことで欲しいものが手に入る。
そんな気がしました。
治療についても同じことがいえます。
多い個所を鍼灸で刺激するのではなく、治療の中心になる少数のツボを重点的にということを至誠院では行っています。