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S.O.Sボタン

時間は朝の通勤時間、場所は電車の中です。電車のドアが閉まり、少し経ったくらいです。隣の中年の男性(中肉の50後半くらい)の方が突然フラフラして倒れるではありませんか。「ええっ?!!Σ( ̄□ ̄;)わわわわ!((((;゜Д゜)))」ですよ。すぐさま私と女性の方、あともう一人の男性の方が対応に当たりました。女性の方は病院とかリハビリテーションとかの医療関連施設での経験があるのでしょうかね?瞳孔の動きや話のかけ方などに迷いが見られませんでした。ここで下手に緊急連絡コールとかして電車を停めたり、遅延させたりするより、意識があるので横になったままもうすぐ着く次の終点駅までいって病院に行った方が良いのではないかということになりました。もちろん、ご本人様は大丈夫だということでしたが顔色が悪く汗をかいていて、立てるかどうかって感じでした。とにかく終点駅に着き、駅員に知らせて救急車を呼んでもらおうと思ってホームに出たら、電車の緊急停止ボタンはあるけど、駅員さんを呼ぶ手段が見当たらずで、駅員さんも周りにいない状況でした。後ろを見たら座っていた男性の方がまた意識を失って倒れようとしているところが目に入って来ました。隣で支えていた先ほどの女性が早く駅員さんを呼んでくださいと叫びました。その時、車両の端にS.O.Sボタンが目に飛んで来ました。ホームに出てS.O.Sボタンを押すまでわずか10秒内の出来事sosでした。「どうされましたか?」と聞こえました。「こちらに具合が悪い方がいらっしゃるので早く来てください。」と伝えました。間もなく車掌さんが来て先ほどの女性を除き、ここはもう大丈夫です。ということで、その後それぞれ目的地へ向かってその場を去って行ったという経緯でございます。
中年の男性の方が倒れて駅員さんが到着するまでの約5分間ですが、循環器系の病(一過性脳虚血発作や心不全など)かもしれないと思いました。なぜなら、立っている時は横になっているときより心臓の負担が高くなります。横になったことで立っている時より血液を送る心臓の負担は少なくて済むので少し落ち着いていました。でも、駅員さんを呼ぶ間は座っていたため、頭部に血液を運ぶ心臓の機能・力がまだ追い付かず、血液が不足してきたことにより、また意識を一瞬失ったのでしょう。脈を診てみたい気持ちはありましたが、そういう状況ではありませんでした。あと、汗をかいていて顔色が黄色くなりました。光沢・血の気がない顔色、少し薄い麦茶の色に近い感じです。今回、このような経験をして一番感じたのは口ではよくいうけど、やはり健康が一番だと感じました。もし意識を失っている場合は人命救助が必要です。119番で救急車を呼び、息をしていなければ心臓マッサージ(胸の真ん中を約5センチ沈むくらい押す)を行います。人工呼吸をしたからといって助かる確率が上がるわけではないようです。

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