暑い日が続くなと思ったら一気に20℃近くまで下がりますね。薄い長袖1枚だとまだ肌寒いかもしれないほどの気温です。暖かくなったり、少し寒くなったりしながら夏に向かっていっています。こういう季節の変わり目は体温調節がうまくいかず、体調を崩しかねませんので、お風呂に浸かるもよし、お鍋もよし、はり・きゅうで体調を整うのもよしです。
東京は梅雨入りしたとテレビから聞きました。私たちは自然の影響を受けやすいので、雨、湿気の日が続くと体が重く感じたり、どんよりしたり、気分も沈んだりしてしまいます。消化器官に影響が及ぶと軽いもの(そば、スープ等)やさっぱりしたものなどが食べたくなります。内臓も重たいと感じるからでしょうね。少し辛い食べ物で重いものを動かし、お酢の入ったもの(冷やし中華、酢豚等)など食欲を促すものをバランスよく体に取り入れることでシメジメするこの時期を乗り越えられると思います。韓国では以熱治熱という言葉があります。熱は熱でコントロールする意味です。暑い時熱い食べ物を食べると外気より自分自身が熱いので涼しく感じます。タイやインドなど暑いところの食べ物にトムヤンクンとかカレーとかスパイシーで体が熱くなるようなものが多いのはこういう理由があるからだと思います。日本語なら「毒を以て毒を制す」という言葉が近いです。ここもバランスが大事でなんでもそうするのではなく、ほどほどにしないと今度は行き過ぎたことで違う症状が出てきますから。では、また。